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共感
2008/07/01(Tue)
独身時代、私は中学校の教員をしていました。
教科は社会科と養護教諭。
親しい友人からは、幼稚園の先生なら分かるけどっていわれますが^^

養護教諭をしていたとき、
「障害児をもつ親の気持ちは、決して先生には分からないと思います。」
と、生徒のお母さんから言われたことがありました。
・・・その場で何も言葉が出てきませんでした。
それからしばらくずっと考えて、考えて、考えて。
この生徒と親に私は(おこがましいですが)何がしてあげられるんだろう・・・

私は、どうやったって生徒にも、お母さんにもなれません。
「共感」してあげることしかできませんでした。
もし、私が生徒だったら、親だったら・・・
自分なりに出した答えが、すべて「手助け」するのではなくて、
時間がかかるかもしれないけれど
出来る範囲は自分でチャレンジさせてあげて、
ちょっと困っていそうなところは「手を添えてあげる」。
普通学級の生徒たちと、できるだけ同じように接していました。
今でもその生徒から年賀状が届くと、
ものすごい元気をもらいます。

「励ます」のではなくて「共感」する。
この教員生活でのポリシーは、セラピストとして、母として
今も持ち続けています。

妊婦さんの不安や緊張を「共感」する。
子育ての悩み事を「共感」する。
肩の凝りや腰の痛みを「共感」する。
どうしようもないストレスを「共感」する。
  
「共感」することから、すべてが始まるような気がします。

息子を助産院で出産したときのこと。
痛いよ〜ぉ、苦しいよ〜ぉと呻く私に
「痛いね、苦しいね。」と、そっと手を握ってくれた助産師さん。嬉しかったなあ。
「がんばれ!」ともきっと励まされたのでしょうが、覚えていません^^
その「痛いね、苦しいね。」と私に共感してくれた言葉が、今も脳裏に焼きついています。


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